Follow My Heart

オーストラリアでの妊娠・出産・育児について

産後6日目 産後うつの始まり?

この頃が一番精神的にきついピークの始まりでした。

 

 

生後6日目の訪問で助産師さんが帰った後、午後の授乳であまりにも乳首が痛くて大泣きした記憶があります。

大泣きしたのは乳首が痛いのも大きな理由ですが、おっぱいが出ない、体重が減っていた、赤ちゃんがなんで泣いているのか分からない、思うようにいかない、といった理想と現実のギャップ、赤ちゃんに申し訳ないという気持ち、夫が私の気持ちを汲んでくれない、などの他、表現できない気持ちでいっぱいで、頑張って抑えていた気持ちが溢れかえった感じでした。

泣かれると責められている気持ちになり、授乳以外では抱っこしたくない(近くにいたくない)、赤ちゃんが笑ってもかわいいとは思うけどちょっと冷めた感じで見ている自分がいて、子供がかわいいと思えないと思った時期でもあります。

 

 

多分産後のホルモンバランスの変化で、産後うつ状態になっていたんじゃないかなと。

 

出産前から「産後4日間は絶対にトイレ以外ではベッドから起きない」と宣言していました。 産後4日間というのは日本であれば入院しているであろう期間を想定して。

しかし自分の思うとおりに動いてくれないことにストレスを感じ、洗濯を始めたのが産後6-7日目。

 

この頃から2週間くらいまでが一番休んでいない時期で、ベッドで横になって休んでいる時間は1日のうち3-5時間だった気がします。

その休んでいる時間のうち、寝るのは3時間に満たないくらい。

大人になっても22時には就寝だった『よく寝る子』代表になれるくらいの私が、これほどまでに寝ないのは人生で初です!

そして驚くほどに寝れてなくても大丈夫、寝なくても目が覚めていました。

 

日本で多くのママさんがしている『ワンオペ』を思ったら、私はまだ夫が家にいて手伝ってもらっているし、ごはんも作ってもらっているので、まだいい方と思っていました。

よくよく考えたら『産後1週間未満でワンオペ』を始めているママさんはあまりいないいんじゃないかと・・・・

 

今思えばまだ産後1週間と経っていない、日本なら多くの人がやっと退院するころだと思いますが、産後2日目から昼夜ない生活で、数週間は経っている感覚でした。

 

 

一度決壊が崩れると立て直すのはなかなか大変で、この日を境に毎日のように泣いていたと思います。

心配した夫が、義母と話したら?友達呼ぶ?ということも言ってくれましたが、正直『誰とも会いたくない』『実母に会いたい』という気持ちでした。

 

産後10日目ぐらいに実母に電話をかけたとき、最初に出た言葉が『助けて』。

思い出すだけで4か月以上経った今でも涙がでるくらい、かなり思い詰めていたと思います。

赤ちゃんの状態、自分の状態を話し、『赤ちゃんがかわいいと思えない』と言ったら母も泣かせてしまいました。。。。

来てくれている助産師さんはあなたの状態を分かっているの? そんなにつらいなら母乳やめていいんだよ、もう少し自分も大切にしなさいと。

2時間以上色々な話をし、くだらない話もできるようになってようやく落ち着きました。

まだまだ不安定な心の状態でしたが、電話をかける前はどん底にいたけど、終わるころにはだいぶ救われた感じになりました。

 

母は偉大なり