お金いるの!?
今週のお題『人生最大のピンチ』
かれこれ20年前の話です。
浪人中に通っていた予備校の夏休み期間に2週間カナダに短期留学に行きました。
夏休み自体は3週間だったので、1週間は宿題などをするための時間にあてるため、2週間だけ。
初めての海外!
初めての一人旅!
いやぁ、両親は相当心配だったでしょうね~(笑)
そもそも、私は地元で迷子になるくらいの方向音痴ですし、普段から目的地に到着するのには誰かについていくので、地図も読まないし読めない。
今はスマホも海外で比較的容易に使えますが、当時はガラケーで秒単位で通信料が海外バージョンでかかるので持っていかず。 つまりは簡単に位置情報も得られない。
そんな状態で行ってきました(笑)
現地では、間違ったバスに乗って知らない場所にたどり着いたり、学校からの帰り道で迷子になったり、英語が分からなくて困ったり、色々な『ピンチ』に遭遇しました。
このたくさんのピンチのおかげで逞しくなったと思いますし、日本に帰ってからも表示などを読むようになり、自分でちゃんとどこに向かっているのか分かるようになりました(←レベル低い
人生最大のピンチは最後の最後、ホームステイ先の両親に空港まで送ってもらい、ゲートを通るときのことです。
ゲートに立っている人と何かやりとりをして通過しているけど、何をしているのだろう?
近づくにつれて見えたのはなんと
お金を渡している!?
私の記憶と理解が正しければ、
空港使用料を払わないと中に入れない!
当時の私はトラベラーズチェックという、サインをして現金のように使える(お釣りももらえる)ものをもっていっていましたが、もう使わないだろうとスーツケースの中に入れており、日本円と少額のカナダドルしか手持ちで持っていなかったのです。
スーツケースに入れたのも、手荷物よりスーツケースに入れたほうが安全と当時は思っていました。
お金払わないと入れないとは聞いてない(´;ω;`)
そもそもいくら必要なの?
日本円じゃだめだよね? ←当たり前
とまぁかなりテンパりました。
手持ちの金額でギリギリ足りたんだったと思いますが、もし足りていなければどうしていただろうと思います。
空港使用料を空港で支払わないといけなかったのは、単純に昔だからだと思っていましたが、空港によって航空チケットに含まれる場合と、現地で支払う必要がある場合(稀)とがあるようですね。
色々経験できた2週間でした!
浪人すると世間一般では『受験に失敗した』と言われますが、私の場合はこのカナダ短期留学が現在のオーストラリア在住に繋がっていることもあり、若いうちの人生における回り道は、色々な経験ができるチャンスであり『受験に失敗=人生の失敗』ではなかったと思います。
まぁ、浪人中は基本的に勉強中心でしょうけど(笑)