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オーストラリアでの妊娠・出産・育児について

アレルギー疑い と たんぱく質量

1歳ころまでに多く子が治癒するという消化管アレルギー。

1歳を過ぎてから日本に帰国し、豆腐と卵のアレルギー疑いを少しずつ解消中です!

 

 

前回嘔吐をしたときには、最初少量をあげたときには大丈夫だったけど、量を増やす過程で嘔吐したため、豆腐は一口から、卵で1/6くらいから始めました。(以前あげていた時の安全ライン)

 

初めは卵と豆腐を別々に与えて様子を見ていましたが、『大丈夫そうじゃない~?』と思って気を抜いていました・・・・

 

 

 夜中に嘔吐

 

 

昼に卵、夜に豆腐を食べた後だったので、夜の豆腐の方が疑い濃厚だけど、両方あげているからどっちが原因かわからない!←

 

 

そして嘔吐も1回きり。

以前のように数回続けて吐く感じでもありません。

 

 

これは・・・・どう判断すべきか。

 

 

 

 アレルギーによる嘔吐ではない可能性もある!

 

 

 

というのも、この嘔吐事件の前日から排泄物がいつもより臭ったり、排泄の回数が多かったり、この日は夕食前からおなかがポンポンだったり。

 

 

 食べ過ぎか!?

 

 

 

もし消化管アレルギーだったとして、以前より食べられる許容量が増えています。

 

 

 

 とりあえず様子見で。

 

 

 

特に1回の嘔吐を深刻にとらえず、オーストラリアに戻ってからも様子を見つつ量を増やしている最中で、卵で1個弱、豆腐も50gくらい?、そして納豆も2/3パック大丈夫。

 

 

お肉と魚は問題ないので、他のたんぱく源と合わせて、一食に食べられるたんぱく質量としてはとりあえずは十分でしょう。

 

 

 

 

※たんぱく源多すぎじゃない?と思われた方へ。

 

 

 

以下のオンラインからの引用ですが、何か所かで書かれています。

 

たんぱく質の摂りすぎは良くないの? | HAPIKU(ハピク)食育

 

  1. 推定平均必要量:半数の人が必要量を満たす量
  2. 推奨量:ほとんどの人が必要量を満たす量
  3. 目安量:一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
  4. 目標量(中央値):生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量
  5. 耐用上限量:過剰摂取による健康障害を未然に防ぐ量
    (健康長寿ネットの記載を引用)

1~2歳児のたんぱく質の摂取量については、1.推定平均必要量:1~2歳児で20g、4.目標量:30.9~47.5gとなっていて、5.耐用上限量は特に定められていないので、長期的に大量摂取しなければ問題ないと言われています。

1.推定平均必要量は最低値、4.目標量は目安、と捉えてみると分かりやすくなります。

※4.の数値は、1~2歳児のエネルギー量(推定平均必要量)950kcalの13~20%に設定されており、そこから算出した数値を示しています。

 

 

食べ過ぎじゃない?と思われた方はきっといろいろなところで見かける『消化器系に負担をかけるからたんぱく質は20gまで』というものからだと思いますが、目標量はむしろもっと多く、上限は意外にも制限されていないほどです。

 

確かに3歳ころまでは消化器系は未熟とされていますが、たんぱく質が身体をつくる栄養素として重要なことも事実です。

そしてたんぱく質=消化器系に負担をかけるというよりも、たんぱく質の中でも貝類は確かに消化が大変ですが魚は比較的消化が良いですし、お肉も脂身が多いと消化に負担になる上たんぱく質量が少ない。 たんぱく質以外でも繊維質が多いものも消化器に負担はかかります。

 

身体に負担がかかると聞くと不安にも思いますが、摂取不足も気を付けたいところです。

 

 

 

 

注意したいのが、『たんぱく質量』と『たんぱく源となる食品の量』を同じだと混同している人やサイト等を見かけます。

 

これを混同してしまうと、確実にたんぱく質摂取不足になります。

 

 

『たんぱく質量が20g』は『お肉や魚の量が20g』ではないです。

 

 

1食あたり、お肉や魚なら20g、大豆製品で一食40g、ヨーグルトで80g、等書かれているところもよく見かけますが、100gあたりのたんぱく質量は

 お肉や魚で 約20g/100g  ⇒4g/20g  ※鶏もしくは赤身肉

  ※部位や脂身の量でたんぱく質量は大きく変わります。(↓のデータベース参照)

 豆腐で   約5-7g/100g ⇒約4ー5.6g/40g

 納豆で   約16.5g/100g  ⇒約13g/40g

 ヨーグルトで約3.6g/100g    ⇒約5.8g/80g

 

食品成分データベース (mext.go.jp) より。

種類によって結構幅がありますので、↑の数値はあくまでも参考程度にしてください。

 

 

お肉や魚を1食20g~と目安に摂取すると、おやつにもしっかりたんぱく源を取り入れて1日5食状態で『1日20gのたんぱく質』をクリアできる量です。(それか毎日納豆1食は納豆)

 

 

 

以上のことから1歳過ぎてから、排便等の健康状態を確認しつつ、私はたんぱく源を多めにあげるように心がけています。

そして多めを心がけてもたんぱく質摂取量は意外と目標量に収まる程度で、そこまで多くないと思います。

 

 

 

補足。

息子は『よく動き、よく食べる子』こともあり多めを心がけていますが、逆に食べない子や偏食の子は20gのたんぱく質を気にしすぎるとストレスになると思います。

母乳やフォローアップミルクを飲んでいればたんぱく質もそこからある程度補給できますし、親御さんんがたんぱく質の食べ過ぎを意識しすぎて意図的に減らしていなければいいんじゃないかなと思います。