妊娠10週目に入ろうとする頃、友達からの情報で
「MGP知っている?すごくいいらしいよ!」
という話を聞きました。
- MGPとは?
- MGPの参加条件
- MGPの特徴
- 私がMGPを選んだ理由
MGPとは?
全くの初耳ワードだったので、調べてみると
Midwifly Group Practicの略で、妊娠中~産後のケアを産科医ではなく、基本的の助産師さんチームにお世話になるプログラムという内容のものでした。
そのプログラムに参加できるには一定の条件があり、また人気もあるため全ての人が参加できるわけでもないという友達からのお話。
MGPはパブリック病院運営のものなので、出産自体はパブリック病院で、出産以外のケアは病院、ヘルスケアセンター、自宅等で行われます。
MGPの参加条件
・自然分娩希望の人(無痛・帝王切開希望の人は不可)
・健康な状態(妊娠経過途中で切迫等の問題が発覚した場合には産科医に受け渡しになるケースも)
MGPの特徴
MGPの考え方に「出産の恐怖心を無くし/減らし、お産を短く・軽くする」というものがあるようです。 そのために出産までの間に色々な情報(どのようにして赤ちゃんが生まれるか、ストレッチやエクササイズ、)を提供し、リラックスした状態で出産を迎えるようにプログラムされているようです。 特徴としては
・water birth(水中出産)ができる
・基本的に一人の助産師さんが妊娠期間中~産後ケアまで担当してくれる
・妊娠中~産後に必要な情報をシェアしてもらえる(ビデオ等)
・妊娠中の検査結果等で問題が発覚した場合も、産科医と情報をシェアし、必要あれば診察や面談等のサポートがある
・なにも問題がなければ病院滞在時間が4-6時間(オーストラリアのパブリックでのスタンダードは2日)
滞在時間に関しては『みじかっ!!』と正直思いましたが、慣れて落ち着く環境で過ごすほうが産後の回復が早いという研究結果に基づいてのことのようです。
担当の助産師さんがいるのも、妊娠期間を通して知っている人が出産に立ち会うということでの『安心感』でお産の痛み軽減・時間の短縮に繋がるから。 *担当の助産師さんが立ち会えない場合も稀にありますが、同じチーム内の助産師さんが担当してくれます。
私がMGPを選んだ理由
人気の理由は色々あるんでしょうが、私がMGPに参加したいと思った理由は
基本的に一人の助産師さんが妊娠期間中~産後ケアまで担当してくれる
という点が一番!
英語力がそこまで高くない私にとって、毎回医師が違うためにされる同じ質問に時間をとられて、聞きたいことや新たに話されてわからないことに対して聞く時間が削られるというのは避けたいところです(切実に!) ←先輩妊婦に聞くパブリックでの出産ではアルアルのことだそうです。
担当になった助産師さんが最初から最後までみてくれるということなので、私のこと・状態を理解してくれているという安心感もあります。
元々私の出産希望としては無痛かwater birthだったので、その点でも「無痛じゃないけど、オーストラリアならではのwater birthができるなら~♪」といった感じで(笑)
調べたところ10週までに申し込みをしないといけないようだったので、ギリギリセーフ! また、「必ず参加できるわけではない」という友達の言葉があったので、2か所に申し込みしました。
1つ目の病院から連絡が来たのが13週頃、2つ目は16週を過ぎてから・・・すでに1つ目の病院で参加を決め1回目の検診があった後だったので遅すぎ(笑)
申し込んだ2か所とも連絡が来たのは運が良かったのか、意外と枠があるのかは不明です。
州や場所によって多少の違いはあると思いますが、オーストラリアで妊娠・出産を考えている人がいらっしゃれば参考になれば幸いです。