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オーストラリアでの妊娠・出産・育児について

オーストラリアで妊娠!① 最初にすることは?

オーストラリアに在住することを決めてからほどなくして妊娠が発覚!

子供はいつかほしいとは思っていたけど、まだ学生ビザで学校もフルタイムで行っている状態での妊娠発覚は喜びと驚きと、『どうしよう』でした。

だって、

 

オーストラリアでの妊娠・出産に関する知識がまるでない!!

 

いや、日本においてもそれほど知識があるわけではないのだけど・・・

 

 

妊娠検査薬

まず妊娠を疑ったら妊娠検査薬ですね。

私の場合かなり規則的に来ていたので生理予定日から5日遅れた段階で「あれ?」と疑い検査薬を購入。 妊娠検査薬は妊娠した時に胎盤の中で作られるhCG(ヒト柔毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿中にでるので、その有無を検査して人しているかどうかを確認するもの。 検査精度は基本的に高いものの、あまり早くに検査するとマイナスにでる可能性があるため、3本入りを買った上に予定日から7日経過まで待ちました。(職場の人に早く検査しすぎてマイナスになったという話を聞いたので)でも早めに検査すればよかったと後から後悔。 理由はGPで。

 

 

GP

GPとはGeneral Practitionerの略で、オーストラリアでは基本的にまず何かがあったらここに行きます。

日本のように初めから産婦人科に行くわけではないのが大きな違いですね~。

 

GPに妊娠検査薬で陽性だったことを伝えると、まず聞かれたのが最後の生理開始日。

これは多分日本でも同じで、そこからDue Date(出産予定日)を決める感じ。

次に言われたのが

 

「Folic Acid(葉酸)サプリ摂っていますか?」

 

妊娠初期の葉酸摂取が二分脊椎症や無脳症などの神経管閉鎖障害の発生リスクを減らすのに重要な役割を担っているらしく、すぐに飲み始めるように言われました。

妊娠初期は12週までで、妊娠発覚時点で既に4週は経過しているわけで、早くに妊娠検査薬で確認してGPにかかっておけばよかったな~と思った理由がこれ。

妊活している人は妊活前から葉酸サプリの摂取をすすめられているようですね。

 

あとは妊娠したときにする検査をオーダーしてくれ、Refferal Letter(紹介状)をもってPathology(検査)へ。

Pathologyでの検査内容は以下のもので、日本とは大きく変わらないのかな?という印象ですが、どうでしょう?

 ・FBC(血球検査)

 ・Blood Group, Antibodies(血液型,抗体)

 ・hCG Assays(hCG定量検査)

 ・U-MCS(尿中一般検査、培養検査、Sensitivity)

 ・Rubella Ab(風疹抗体)

 ・VZV Ab(水痘・帯状疱疹抗体)

 ・STI Ab(性感染症抗体検査): Syphilis(梅毒)、HBs-Ag(B型肝炎抗原)、HCV(C型肝炎抗体)、HIV

 

日本と検査内容での違いといえば、Ultra Sound(エコー)の回数。

日本では妊娠5週から8週頃に子宮外妊娠確認のために経膣エコーをし、その後も出産まで頻繁にエコーをするようですが、オーストラリアでは子宮外妊娠確認のための超初期エコーは必須項目ではなく、GPが必要と判断した場合にのみ行われているよう。

そのため、妊娠中のエコーは13週あたりと20週の2回が基本で、基礎疾患を持っている場合や途中でなにか問題が発覚した場合にのみ追加で実施される感じです。

日本の妊婦はなんとたくさんエコーしてもらっているんだ!!と思いました(笑)

 

 

GPにお世話になるのは妊娠10週-15週くらいまで。(出産予定の病院がpublic/privateかで変わってくる)

その後の経過観察はどの病院で出産するかを自分たちで決めてGPからRefferal Letter(紹介状)をもらって移行していきます。

基本的にはPublicかPrivateかですが、今回私はMGP(Midwifry Group Practice)という助産師さんによるケアを選択したので、それについてはまた次回。